技術提案事例


図面指示・設計変更によるVA・VEのポイント

タップ加工の下穴深さ確保によるコストダウンのポイント

タップ加工で喰いつきが起こることを考慮して、下穴深さを大きめに確保することができれば、工具に成形を施す必要がなくなり工数を削減することができます。したがって、機構上問題がなければ、有効深さに対して下穴に余裕を持たせることによって、コストダウンを図ることが可能です。

角Rの変更によるコストダウンのポイント

開口の目的が軽量化のためだけであれば、大径工具であれば刃長もあるため、短時間で加工を済ませることができ、大幅に工数を削減できます。つまり、角Rの変更のみでコストダウンを図ることでできるということです。

センター穴指示によるコストダウンのポイント

四角に成形した特製の爪でチャッキングすることで、6工程を2工程に減らすことができます。工程数の削減と材料切削量の削減による部品の大幅なコストダウンの実現です!また、チャッキング回数を減らすことで加工精度を向上させることにも繋がります。平面度・平行度は0.01mm単位、面相度も▽▽▽レベルでの加工が可能です。